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broken heart
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「えっと…じゃあ、木下さん?」
「なんかやだ。」
即答…しかも、なんか可愛い…
ちょっと胸きゅんしてしまったよ。
「えっと…すみません木下先生の下の名前って…」
「恭。」
今度はニコッと即答。
「じゃあ恭さん?」
「うん!いい!」
お気に召したようで…
てか木下先生ってこんな可愛い一面もあるのな。
「じゃあ、俺は彼方くんて呼ぶ。」
「わかりましたっ」
てか、俺の名前知っててくれたんだ…
うぅ…なんて紳士…
この人といると、俺がダメ男すぎて悲しくなってくるんですけど…
「俺さぁ…前も言ったけど、七星来てから近くに同年代の先生いなかったから、彼方くんみたいな人来てくれてすっごい嬉しいの。」
「はいはーい。もってきましたよー」
「おっ、さんきゅー」
変なタイミングだったけど、お兄さんが頼んだものを持って来てくれた。
「おいしそう…」
「でしょ?俺が作ったから味は保証するよ」
「彼方くん、安心して。一応これでもおいしいから。…いって」
お兄様に殴られてる恭さん…
「じゃあ、彼方くん?ゆっくりしてってね。」
「ありがとうございます。」
「ったく、あいつすぐ手ぇ出るんだよ。」
「仲良さそうでしたけどね?」
「そんなことないでしょ。」
少し照れてんのかな?やっぱ、可愛い…
「あ、そうだ話戻しますけど、助かってるのは俺の方ですから。恭さんみたいなお兄さん欲しかったんです。」
「彼方くん…俺、めっちゃ嬉しいわ…うん!呑も!食お!」
恭さんのテンションが上がったのが分かりやす過ぎて、微笑ましい。
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