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truth or lie
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「先生、だめ?」
「え?だめって何が?」
「先生、俺の告白聞いてた?」
待て待て待て。
この部屋を選んだことを今すごく後悔してる。しかも結局のところ相談ってないわけ???!
「んー…多分、聞いてた、かな?」
「先生…」
体をこちら側に向けたかと思いきや、少しずつ顔を近づけてきた。
うわぁーこいつの顔めっちゃキレイ…
じゃなくてっ!!!!
気付いたら三浦の瞼が落ちていて、俺との距離、約5センチ。
「っっう…」
近い近いっ!
スッと身を引いて手の平で三浦の顔を阻止する。
ぷにゅっと柔らかい感触。
それに気付いた三浦は、パチパチと瞬きをしてゆっくりと身を引いた。
「先生、キスの仕方分かる?」
「は?」
やっぱりコイツ…
いきなりキスしようとしやがって…
と心の中で思っていたのも束の間だった。
「俺のここと…」
細長い親指で自分の唇をなぞる三浦につい釘付けになってしまう。
「先生のここ…」
スッと手が伸びて来て、顎に添えられ、同じ指で唇を撫でられる。
ゾクゾクっ…とするのに、なぜか目が話せない。
「くっつけるんだよ?」
ニヤッと笑ったのを、ただ眺めていると、
ーーーーーふにゃ
あ、しまった、キスされてる。
抵抗することさえも忘れていた。
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