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truth or lie
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「爽~会いたかったよ~」
仕事を早めに切り上げて、爽の職場の最寄駅で待ってた俺。
少しオーバーに抱き着く。
「はいはい。今日は一段と甘えたじゃない?」
笑いながらも受け止めてよしよししてくれる。
ほんとね、俺って二重人格なのかなってくらい爽の前だとデレデレなんだよね。
だって爽って本当に優しくてイケメンなんだ。
初めは、どちらかというと苦手だったのに…
まぁその話はいつかの機会に置いといて…
「爽、聞いてー」
「はいはい。分かったから。とりあえず店入んなきゃ。」
確かにこれじゃあホモカップルだと思われるわな。
爽だったらそんな風に思われてもいいかも!
なんてな…嘘です。
「ごめんなさい…」
少しだけ離れる。
もう俺、園児みたいじゃん。
爽せんせえ~!ってな。
俺、高校教師だっつうの。
「はい、いい子いい子。いつものとこでいいよな?」
「もちろん!」
また大きな手で頭を撫でられる。
それが気持ち良くて自然と目を細めてしまう。
「彼方ってほんと…犬みたいで可愛いよなぁ。」
うん、爽には何言われてもいい!
「わんっ」
「ほら、わんこ、いくぞ!」
ポンポンと頭を叩かれて犬扱い。
でもなんで爽ってこんなに包容力あるんだろう…
俺と5センチくらいしか身長は変わんないのに!
いや、ほんとは6センチだけど…
大して変わんないだろ!
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