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truth or lie
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「ほーら彼方、悲しい顔しなーいの。」
爽の両手が俺の頬を優しく包んだ。
「してないし。」
そう言うと、むにゅーっと押されてタコの口みたいにされる。
「してたよ?」
笑いながら手を離さない。
「しちぇないーてかはにゃせ!」
「じゃあ、してたって認めて?」
意地悪だな。
てかしてたのか?
本当に分からない。
「しちぇましたー、はいはにゃして」
うまく喋れねぇんだよばか!
「しょうがないなぁ。」
一応離してくれた。
「しょうがないじゃないから!」
「俺は三浦くん、彼方に本気だと思うなぁ~」
また本題に戻る。
「ぜってぇからかわれてるだけな気がする。」
「うーん…そぉなのか?でもなぁ…からかっても三浦くんにメリットないし。てか先生で男って冗談キツいよな…」
うんうん!と大きく頷く。
「でもなぁ。だからこそ本気なんじゃん?彼方可愛いからなぁ…」
ギロりと睨むと、ゴメンと素直に謝ってくれる。
誰かさんとは違うな。
爽くん大好き。
「でも爽に話してスッキリした!話してたら大したことないかなって思ったし!多分からかわれてるだけだから、明日も普通に接するのがいいな!」
俺の中で勝手に出した決断。
「うーん…」
それに対して爽は納得しないようだ。
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