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truth or lie
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翌日。
大丈夫!と思ってもやっぱ緊張するわけで…
「彼方くんどしたぁ?元気ないじゃん」
恭さんにもバレバレみたいだ。
「いや、大丈夫です!」
恭さんには迷惑かけたくない。
「ほんと?なんかあったら言ってよ?一応、先輩ですから。」
少しドヤ顔の恭さんに笑ってしまう。
なんか爽と性格似てるかも。
ほんと、ふたりとも優しいんだから。
俺って幸せだな。
「はい。お言葉に甘えて!今度また夏津さんのお店行きましょ」
「そうだなっ!」
嬉しそうに笑われると、こっちも倍嬉しくなる。
朝から恭さんは俺の癒しです。
ーーーートントンっ
「失礼しまーすっ2年13組の三浦でーす、宮崎先生いらっしゃいますか?」
どくんと鈍い音が胸の奥で鳴るけど、それは無視する。
「あっちょっと待ってね」
ドアの近くにいた先生が応えたらしい。
「宮崎先生ー。生徒がお呼びですよー」
俺の席はドアから遠いからわざわざ教えてくれたんだろうけど、もうバッチリ聞こえていた。
「はーい」
ここは聞こえなかったことにしたいトコだけど、そんなのは出来ない。
「三浦?珍しい…」
隣でボソッと恭さんが呟いていた。
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