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4話
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「それじゃあまず、ものを揃えようか!」
隼人がそう言い立ち上がり、ふっと気付いた。
「トマ君…そういえば動けるかい?」
「あっ!あの、えっと…人間と接触する所が第一関門としてあって、それを今クリア出来たので…少しだけマナが付与されました…!」
「ふむ…段階ごとにマナが付与されていくシステムなんだね?」
「そ、そうですっ!…えと、その……エ、エッチな…行為になるほど…マナは増えるので…ごにょごにょ…」
トマは顔を真っ赤にしながらモジモジと説明する。
隼人はそれを見るとやはり愛おしい様な気持ちが込み上げてきた。
何故だろう…と考えて思い至った。
「トマ君は俺の実家の犬に似てるのか!」
「ほぇっ!?」
「あ、ごめんごめん。トマ君がこんなに可愛く見えるの何でなんだか考えたらつい!ははっ、許して?」
「ぼ、僕犬っぽいんですかね…うぅ…」
トマは隼人に犬っぽいと言われて少しショックを受ける。
だが、同時に可愛く見えると言われて嬉しい気持ちも大きかった。
「それじゃあ買い物に行こうか!」
「はい!」
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