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11話
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「トマ君、これドーゾ。…っと…大丈夫?」
冷蔵庫から取り出した水をトマに渡そうとすると、トマは後ろを向いてごそごそと何かをしていた。
「は、隼人さんっ!ふ、服着るので、あっち向いててくださいよう…」
「ははは、さっきまでもっと恥ずかしい事してたでしょ?今更なの?」
隼人がからかいながら、冷たい水を飲む。
そして少し飲み終わると、それをトマに差し出した。
「あ、ありがとう…ございます!」
「あはは!そんなに恐縮しなくていいよ?」
「えへへ…嬉しい、です…僕あんまり優しくしてもらった事無いですし…それにあんな・・・初めてなのに気持ちよk…あ。」
ペラペラと喋りすぎた事に気づき、トマははっと口をつぐむ。
隼人はというと、物凄く嬉しそうにニヤニヤとしている。
「も、もうっ!」
「あぁ~、ほんっとにトマ君ったら可愛いなぁ。」
「や、やめてくださいよう…僕、男なのに…ぅっぐすっ…」
「泣き虫なとこも、気持ちよがってるところも、笑った顔も全部可愛いのに!もう…じゃあ分かった。トマ君が何を言おうと、俺が言うんだから可愛い!分かった…?」
「ううっ…は、恥ずかしいです…」
「ははっ、照れてるところも可愛い。よっし、今日はそろそろ遅いし寝ようか?」
「は、はいっ!」
隼人はトマの横に潜り込み、頭の下に腕を潜り込ませてトマをぎゅっと抱きかかえる。
心なしかトマは嬉しそうに目をつむっていて、そのつやつやした唇に堪えきれずに軽くキスをすると、またムスコが元気になりかけてぐっと耐えた。
そんななか疲れていたのか、トマはすっかり寝息を立てながら眠っていた。
可愛くて愛しくてたまらないような感覚に襲われ、けれどやはり虐めたい気持ちもある。
明日からのプレイは何にしようかな…と考えているうちに、隼人もいつの間にか眠りについた。
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