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22話
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「は、隼人さん…も、もうやめっ…ひぃっ…あんっあぁ…」
「トマ君が正直になればいいだけだよ。」
トマの後孔を責め立て続けるバイブの振動音。
中をえぐり続けるいぼに快感が無理やり押し上げられていく。
目隠しをされ過敏になった体を容赦なく責められ続け気も狂わんばかりによがるトマを見ながら、隼人の心は比例するように重くなっていった。
「ねぇ、何隠してるの?俺には言えないようなことなの?」
「ひっ…ちが…あ…はぁ…はっんぅ…」
びくびくと痙攣しながらも必死に言わないトマに、不安と焦燥だけが募る。
こんな酷いことをしたくはないのに、自分の中のどす黒い感情を抑えられない。
優しくしたいのは本当なはずなのに…被虐性を隠し切れない自分がたまらなく嫌になる。
「ねぇ、トマ君。甘やかして可愛がってあげたいんだよ…早く隠してること、教えて…。」
隼人の言葉に、トマは揺らぐ。
傷つけたくなくて言わないだけだけど、それが却って隼人を追い詰めている。
ひしひしと肌に感じながら押し寄せてくる快感に負けてしまい頭がぼうっとなる。
「あ、あぅ…あっあぁぁあ!!もう…もういっちゃうぅ…だめ、だめっ!!!!」
「ダメだよいったら。これはお仕置きなんだし、正直にいい子に出来たらいかせてあげる。」
「ひっ…あ、なんで…もっとぉ…」
達してしまいそうになった瞬間に、バイブを抜かれて乳首に対する刺激も止められる。
上にあげて拘束している腕をばたつかせながら目隠しをされ、虐められても尚いきそうになっているトマを見て、やはり興奮してくる。
先ほどがら痛い程寝巻のスウェットを押し上げる自分自身を取り出し、拘束したトマの手を掴むとそっと握らせた。
「ほらトマ君、ちゃんとしごいて。」
「あっ…隼人さんの…硬く…う、嬉しっひぅっ!」
そういいつつも隼人はまたトマのとろとろになっている後孔に バイブを入れ、的確にトマの弱いところを責め立てる。
いきたいのに、いかせてもらえず、見えず、動けず、隼人の硬くなったそれを触っていると気も変になってくる。
もう、我慢の限界だった。
「い、言います…言うからちゃんといかせてぇ…あぅっ…あぁぁあ!」
トマが言うやいなや、隼人はいきり勃つ自信をトマの後孔にねじ込む。
「いい子だねトマ君…何を隠してたの…っ?」
「あっ、あぁああ!いくっいっちゃうっ!!!」
「いく前にちゃんと言わないと動かしてあげないよ。」
そういうとトマの腰を掴み動けないようにしてしまう。
トマは動けず、息をはぁはぁと弾ませながら話す。
「い、インキュバスは、たくさん、マナをっ集めないとなので…ほ、他にパートナーをつくるようにって…言われてしまって…でも、隼人さんを裏切るみたいで…」
「えっ…」
「リーダーに話してっ…考えてはくれるってぇ…あぅっ…で、でも…まだどうなるか分からなくて…だから…い、言えなくて…あ、あぁ…も、もうっ…い、かせてっ…」
「…っ」
健気なトマの気遣いが身に染みて、そんなトマを手酷く虐め上げた自分が情けなくて。
嬉しくてたまらなくて自然と優しくトマの気持ち良いところを擦り上げる。
「ありがとう…愛してるよ…優しくて、可愛くて…たくさんいっていいよ。」
「あ、っ…は、隼人さん…い、いくっ…あぁあぁあ!!!!」
優しく奥を突かれて、トマはいき果てる。
少しして、隼人もトマの中に精を吐き出す。
トマの手首を拘束していたネクタイを緩め、少し赤くなっているところを撫でる。
力尽きて動けなくなっているトマの身体を、リビングから持ってきたタオルで優しく拭き、そっと抱きしめた。
「酷いことして…ごめんね。トマ君は俺のこと考えてくれてたのに。」
「い、いえ…全然大丈夫です。ぼ、僕こそ、そのっ…不安にさせてしまって、ごめんなさい。」
あまりに可愛くて、愛おしいトマの髪の毛をゆっくりと撫でながらその細い体を抱きしめる。
トマからも、ぎゅっと力が込められて、そのまま二人は眠りについた。
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