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体の隅々まで弄ばれている。
俺はただ、出来るだけ声を漏らさないように目を閉じて耐えるだけ。
くすぐったいような、逆らえない快感は昔から苦手だ。
「藍川さん、痛くないですか?」
「…ん、っ…、へい、き…」
触れるごとに、進む事に嫌じゃないかと俺に聞いてくる。
それが"性行為"の当たり前なのかな。
身体が熱に浮かされるような感覚。
この子が触れた場所がジグジグと熱くなってくる。
おかしくなってしまいそうな。
この子に堕とされてしまいそうな。
「力、抜いててください。」
「へっ、…ぅ、んっ、あぁ……!」
そんな事を考えて集中してなかった俺に急に指示される。
なんだ、と目を開くと同時に熱い何かが俺の中に埋まっていく。
ソレが何かなんてすぐにわかった。
息を吐いて必死に身体の力を抜くけれどそこが埋まっていく感覚に身体がおかしくなる。
「ふ、ッ…ぅ、あ…っ、ぁあ…!」
「大丈夫、ですか…?」
「苦し、いっ…ん、…っぅ…」
「痛くは…?」
「…痛くは、…ない、っ…」
奥まで埋まったソコは苦しいけれど確かに痛みはない。
あれだけ念入りに慣らされたんだから当たり前かもしれない。
大きく息を吐いてなんとか身体を落ち着ける。
俺が落ち着くまで小波くんは全く動かなかった。
「…動きますね。」
「ん、っ…ぅ、っあ、っぁ、…!」
「ココ、ココですよね。…さっきも触れたとこ。」
「ひ、っぃ…!?ん、っぅぁあ、や、っ…ぁ、…っ!」
1点にソレが当たる度に体中に電流が走るように快感に襲われる。
敏感すぎるこの身体が、快感を知り尽くしているこの身体が大嫌いだ。
ダメ、壊れる。
俺じゃなくなる。
「藍川さん、…綺麗です。」
「っ、う…るさい、っ……」
俺よりも若いその子にされるがまま体を揺らされて快感に堕とされる。
それなのに何故か悪い気はしなかった。
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