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はあああああ!?
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「さあ、哀れな悪魔王の息子よ、その扉を開けて人間界へと飛び立つが良い。」
「っ…」
俺はいつもより多く出る唾液をゴクリと飲み込んだ
くっそ、何でこんなことに…
─2時間前
「おい、ルーシュ。貴様また魔女達を妊娠させたらしいな!これで何回目なんだ!」
ガミガミと大きな声で説教をする親父
「40回目くらい?一々覚えてられっかよ〜」
俺はケラケラと笑いながら適当に答えた
「はぁ。まったく。何度怒れば分かるんだ。お前はあくまでも私…魔界王の息子だぞ!」
「はいはい。また始まった。」
そんな事言われても俺には魔力もそんなに無いし。
その上、立派な羽があるのに飛べないし。
使い物にならないダメな息子。
出来損ないだ。
どこに行っても笑いものだろ。
だから俺に出来ることはイケメンなこの顔を利用して女達の子宮に精子を注いでやることぐらいじゃん?ww
俺は出来損ないだが、カッコよくて強気な上に悪魔王の息子だ。
魔界ではそんな俺みたいにカッコよくて強気な奴がモテるから
モテモテすぎて困るw
「仕方ない、しばらくお前は人間界に追放だ。反省するまでは絶対に帰さないぞ。」
「ちょ、は?。」
なにいってんだ?このじじい。
「その代わり付き添い人は保険として付けてやる。ちゃんと反省するがいい。さあ、お前達連れていけ。」
「は、ちょ!い、いやだーーーっ。」
的な事があって現在の状況に戻る
「ふうーー。」
深く長く深呼吸をする
俺はゆっくりと目の前の大きな扉を開けた。
ドアの先からは目を開けていられない程の光を放っている。
ええい、この際人間界に行って存分に楽しんで来てやろうじゃねーの!
俺は目を固く瞑りドアの奥へ身を乗り出した
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