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僕、転校生です。
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僕は、市原咲夜(イチハラサクヤ)って言います。
今日からここへ転校することになりました。
高校1年生なのに身長が150センチでめちゃくちゃ小さいけどこれから伸びる予定、うん。
そういえばね。
門の前でお迎えさん来るの待ってるけどなかなか来ない。
お迎えが来るって言ってたんだけど。
9:30に来るって言ってたのにもう9:35!
遅いよー!!!!
そんな時電話がかかってきた。
お姉ちゃんかな?
その電話にツーコールで出る。
「もしもーし!お姉ちゃんどしたの?」
「咲夜ー、ちゃんとウィッグと眼鏡したー?」
「うん!駅までしてたよー!」
お姉ちゃんはおーどー?って言葉が好きらしい。
おーどーってなんだろー。
私は腐ってるのとか言ってた。
人腐ったら死んじゃうのにね。
へんなのー。
「駅までって!今はしてないってこと?」
「え?うん!暑苦しくてモサモサしてたから駅で捨てちゃったよ?ダメだった?」
「すて!?…ま、まぁいいや。計画は変わったけど許してあげる。あ!好きな人できたらちゃんと教えてね!」
「うん!!わかった!」
「ほんと心配。」
「心配してくれてありがとうお姉ちゃん!大好き!」
「っ///、もう!逆に心配!じゃあね!」
切るとまた静かになる。
すごい大きい門だなぁ。
その時人影がこっちに向かって来るのが見えた。
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