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副会長は王道!?
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「遅くなって申し訳ございません。市原咲夜くんですよね?お迎えに参りました。」
うわぁ…。
すごい美人な人。
髪が長くてなんか女の人みたい!
その人が門を開けてくれる。
自動で音がガガガガガと鳴りながら開く。
「ん?私の顔に何か付いてます?」
「ううん!すごい美人な人だなぁって!」
「ありがとうございます。貴方も可愛らしいですね。」
その美人さんは微笑む。
んー、笑顔もすごーく素敵なんだけど。
むむむ。
なんか…。
「美人さんは笑った顔も素敵なんですけど、照れた顔とか可愛いだろうなぁって思います!無理して笑ったらダメですよ?」
咲夜は優しく微笑んだ。
「…!?あ、ありがとうございます…。」
「へへへー。」
歩きながら話すことにした。
身長高くて羨ましい!!
いいなぁ。
「そういえば綺麗な瞳ですね。」
「僕の自慢です。黒髪はお母さんので、青い瞳はお父さんのなのでハーフなんです!美人さんのその髪は?」
「私は水野静(ミズノシズカ)っていう名前があります。美人さんはちょっと…。気軽に静って呼んでください。それと私の白髪は生まれつきですかね。」
「ほほぉ、呼び方はじゃあ静さんで!」
「静さんは副会長さんなんですか?」
「ん??なんで知ってるんですか?」
「お姉ちゃんが副会長が多分来るって言ってたからです。おーどーなら?」
「おーどー??そうなんですね。」
静さんはそのまま前を向く。
僕はふと静さんの手を握った。
すらっとして白い手。
「ん?どうかしました?」
「静さんの手はぬくぬくします。」
ニギニギすると静さんはふふっと笑った。
あ!
「今の笑顔素敵でした!」
「ほんとですか?ありがとうございます。」
「はい!」
「…本当に綺麗。」
「ん?」
「なんでもないです。理事長室着きましたよ。」
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