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初めてのクラス。
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「おい、お前ら静かにしろよー。」
「キャー!今日もカッコいい!」
「ルイ先生抱いてー!」
「いい加減黙れよ。うるせえ!!転校生いるんだよ。」
クラスはザワザワしだす。
「あれ?草下。どうした?お前らしくねぇぞ?転校生ワクワクしてただろ?」
「…王道じゃない…ブツブツ。」
「まぁ、いいけどな。静かでよろしい。」
「先生!!可愛いですか?カッコいいですか?」
「可愛いだな。絶世の美女だ。」
ちなみに外では、
「先生にハードル上げられた!?」
そう思う咲夜だった。
「咲夜?入れ!」
「先生が名前呼び!?」
教室がザワザワしだす。
咲夜は入りにくい空気の中教室に入っていった。
ガラガラ
その瞬間、
「うぉおおおお!!!」
「キャー!!!!!」
雄叫びと悲鳴に包まれた。
なにこれ!!!
「お前らまた静かにしろよ!!咲夜困ってんだろ!?……黙れやコラ。」
すると、シーンと静かになった。
うう!
逆にやり辛い!
「えっと、僕は市原咲夜っていいます!!趣味はんー???手を繋ぐこと??よろしくお願いします!」
「先生質問時間!!!」
先程草下と呼ばれていた子が元気に手を挙げた。
「じゃあ草下から。」
「僕は草下渢汰(くさかふうた)って言うんだけど〜。咲夜クンはなんでウィッグと眼鏡してないの〜?」
「え??なんで知ってるの?お姉ちゃんにも言われたんだけど!」
「王道だからね〜。」
「そのおーどー?ってなぁに?お姉ちゃんも好きだよそれ!」
「お!同志!!じゃなくて、とりあえずなんで〜??」
「暑苦しいし、お風呂入れないし、邪魔だし。駅でとって捨てちゃったよ?」
「非王道かぁ〜。」
「僕も僕も!!」
「俺も!!」
それからどんどん質問が来て対応に追われ、二限のホームルームは終わった。
草下渢汰はオープニング少年です。
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