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あと、もう少しで――。
「……っ、ふぅんん!」
けれど、俺には分かっていた。
――だめだ。
――もうやめさせないと。
「……っま、……すまん、もういい……」
カズマの頭を掴み、すこし手荒に引き離した。
彼は、もう少しだったのに、という切なげな瞳で見上げてくる。
口元は唾液と先走りでべたべたに汚れていた。その余韻を舌で舐めとるぬるりとした動きを直視してしまい、俺は思わず「ああっ」とため息を漏らしてしまう。
「ゆーさん?」
「そ、そこは、もう充分だ。……挿れてくれ」
「早すぎないですか?」
「頼む。がっ、我慢、できない……」
寝返って四つん這いになり、彼に向かって腰を突き出す。
カズマは、むふふっ、と笑って俺の肌を撫でた。やわやわと揉み込むように。
「ゆーさんは、ぼくに後ろからズンズンされるのがやみつきになってるんですねっ! どすけべなんだからァ、もぉおお!」
「……」
――違う。
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