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「……ゆーさん、愛してます」
「うァっ!」
布越しに胸の突起を転がしながら、カズマはゆったりと微笑んだ。
「ゆーさんの心も体も肌も声も息も汗もみんなみんな、髪の毛の一本一本まで、全部ぼくのものです。他の男になんて渡さない、絶対に……」
「……っあ、ア……、カズマぁ……」
「ゆーさんっ」
彼はまるでネコのように首筋にすりつき、鼻を押し当ててにおいを嗅ぐ。甘噛みしたり、吸いたてたりして薄い皮膚に痕をのこそうとする。
「ゆーさんっ、……ゆーさん……!」
「あっ……ん、ふァん……」
持ち物に自らの名を刻みこむように。
その間にも両手はまるで別の生き物のように体中をまさぐって快楽の世界へ連れこもうとする。
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