アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
42頁
-
「そんなこと思ってません!」
思いつめたように眉間にシワをぎゅっと刻む。いまにも泣き出しそうだった。ただでさえ不細工なのがぐちゃぐちゃだ。
「おもちゃだなんて、そんなの、酷いです。……それなら、言わせていただきますけどね、ぼくだって不満ありますよ!」
「なんだ。言ってみろ」
「最近、いくら舐めても全然イってくれないじゃないですか」
「そ! それ、は……」
まさか夜のことを指摘されるなんて一ミリも予測していなかった。激しくたじろいでしまう。
「初めてのときはちょっとレロレロしただけでビクビクって可愛く震えて、いっぱい出してくれたのに」
「うッ」
「イキそうになると挿入で誤魔化すんだからっ! バレてないとでも思いました?」
あっという間に形勢逆転。俺のほうが追い詰められてしまうなんて――。
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
42 / 96