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【千秋】
自然現象には叶わない
だけど、俺たちの気持ちはそれ以上だった
「どうだぁ!俺って凄い?」
「ち、千秋…?」
こんな嵐の中、タクシーを捕まえた根性は自分でも褒めたくなる
まぁこれにはちょっとだけカラクリがあって…
「友達の親父さんがタクシー会社なんだよねw」
「え、まぢで?」
「だから無理言ったんだわ」
俺の元同僚の実家は個人タクシーをしている
普段から利用しているのもあるけれど、いざと言う時にもこうして聞いてくれるって有難いよね!
だから会いに来れた俺
「千秋、嬉しいよ…でもあんまり無理したらダメ」
もちろん本気で怒ってはいない
だってすぐに………
「ん…くすぐったい///」
「だって、まさか来るって思わないだろ?欲しくなるよ…いいだろ?温かくなろうよ」
冷えた身体をそっと包み込み、首すじに唇が触れる
自然と漏れた吐息が受け入れた証拠だ
「おいでよ…」
「うん…///」
4日振りの肌を重ね、寂しかったと言わんばかりに求め合う
一週間に比べればなんてことはないはずだが、実況撮りで缶詰状態が続くと、色んな意味でストレスが溜まってしまう
「声が聞こえるのに触れられないってまぢで拷問だったよ」
冬弥の訴えはもっともだった
スカイプでやり取りしているから同じ空間にいる感覚、なのに隣にいない…………
いっその事、一緒に住んじゃう?
でも、俺たちはまだ正式に2人にカミングアウトはしていない
しなくても気づいてる…つか、知ってる!
「ね…冬弥…俺のこと…」
言いかけてやめた
と言うより、言えなかった
「んぁ……っ///そこ、だめぇっ!」
「くっ、千秋………っ」
激しく達した身体をさらに抱きしめ、休みなく揺さぶる冬弥
「ああっ冬弥///どう……したの…激し…///」
なんだか余裕がないような…そんなSEXだった
何度か達した後、ようやく開放される……凄かった
寒かったはずなのに身体は熱い
やっと落ち着いた…そう思った
「千秋、まだ欲しい………」
「え………冬弥?」
再び押し倒されてしまった…冬弥………?
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