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荒ぶった欲望
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【陽人】
嵐のせいだ
こんな興奮、通常ならありえない
だから俺は間違ってない!
何に対してなのか、言い訳とも取れる思いを胸に、止まらない好奇心と欲望が入り交じる
夏生が喘ぐ度に、もっともっとと自分の中の誰かが煽り立てた
「めっちゃ興奮する、夏生、気持ちいい?」
「ぁ………ん、気持ち…い…い…でも…」
「でも?」
「早く陽人がっ………陽人が欲しいょぉ」
バイブで攻められ、何度もイってるというのに、まだ俺を欲しがる夏生
バイブよりも俺が欲しいとねだる姿で、俺を奮い立たせて暴走させた
「なっ……もう、夏生っ!」
余裕のない自身が夏生を一気に貫く
いっそう高く声をあげて、夏生は勢いよく吐き出した
その様子を見てすぐ、俺も絶頂を迎えた……やばっ
「夏生、ごめんね、大丈夫?」
「ハァハァ…大丈夫、気持ちいい…やっぱり陽人のがいいょ///」
「ええ?もぅ…そんなこと言うからまた…ねぇ、もう一回いい?」
「ん///奥まで…欲しい///」
目隠しと紐を外し、夏生が俺に集中するようにした
「陽人///やっぱり見える方がいいな///」
汗がリアルに光ると、火照った顔がまるで乙女のように頬を染めた
こうして見ると、夏生はどっちでもなれるような気がする
ただ、俺が女性に興味があればこのシチュエーションも楽しいんだろうけれど…
「ね、陽人何考えてるの?早くっ、待てない///」
「ん?ごめんごめん、あまりにも夏生が綺麗だからつい…ね、愛してるよ夏生…」
臭いセリフも今の状況なら許させる
俺自身を強く締め付け、嬉しいと返事をしているんだから
それにしても夏生って本当に綺麗だよな…
俺の下で喘いでいる姿は女性でもいけるもん
あぁ、でもやめよう
女性なんて興味ないから萎えるわ
今はこの、可愛い恋人を味わうことだけに集中しよう
「夏生、いっぱい愛してあげるからね」
「ん///陽人、もっとして…もっと///」
こうやって、俺はどんどん夏生に溺れていく
普段の実況ではけして見せない姿を、俺だけが知っている優越感に浸りながら…
そう言えば…
近々、変わった企画が待っていた
演技力なんてあるはずもないのに、なんと『恋人同士のシチュエーション』なんて…
変な企画を考えたもんだ…
この嵐が、本当の嵐にならないことを祈りながら、俺たちは無我夢中で求め合ったんだ
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