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特別企画3
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【千秋】
冬弥の番になって、俺はその場から逃げ出すように席を立つ
2人にはトイレということにして…
「はぁ……ダメだわ…」
楽屋で一人、冷静になろうと心を落ち着かせる
深呼吸しても何もならないけれど、見たくないものを見なくてもいいんならこれに越したことは無い
「あれ、俺もやんのかよ…まぢでクソ企画だなっ」
嫌だと言って逃げ出したいが、そんな事ができるような歳でもない
大人はそれが出来ないからストレスも貯まっていくんだ
そもそも恋愛自体、男女という固定観念が普通な世の中
俺たちの関係は、不実な関係とも言えるだろうが…
「これが俺たちなんだから仕方ないよな…」
ボヤいてみても何も変わらない
仕方なく戻ることにした俺
まさかそのボヤきを、第三者に聞かれているとは思わなかった
ドアを開けると、別の実況者が立っている
そういうパーティーなどでよく顔を合わせるが、そんなに接点がない実況者だ
「こんにちは、お久しぶりですねぇ?」
「あ、はぁ、ごめん、名前…」
「はは、いいですよ名前なんて…それより、シュウさん今一人…ですか?」
「え、あ…そうだけど、な、何っ」
バタンという音と共に連れ戻される楽屋
と、同時に押し倒される………え、何?
「ちょ、何…っや、やめ…」
「俺さ、ずっと狙ってたの、シュウさん」
「は?な、何して…やめろっ」
「いいでしょ?気持ちよくしてあげるから、いいから黙ってろって」
「嫌だ、どけって…ばっ」
力は強い方なのに、上から押さえつけられるとどうにもならない
ジタバタと動かすも、呆気なく拘束されて、あっさりと脱がされていく
「や、やだって、」
「そう?ここはもう反応してんだけど」
「触んな………っあ、やめ…て」
「ここ、気持ちいいの?」
「んっ///やめ………やだぁ…冬弥っ」
「誰も来ないって、諦めろよ」
嫌だ……なのに反応する俺は……助けて…
絶望的な状況の中、俺はこのままヤられるのかと覚悟した
バタン!
「千秋!」
「と、冬弥……」
「お前っ…」
「うわっ、ご、ごめんなさい、」
慌てて逃げ出す……俺はそのまま意識を失った
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