アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
携帯電話
-
【陽人】
嫌な予感は当たるもので、やはり夏生はまだ狙われていた
自分のものだと言えればそれに越したことはないものの、やはり世間に晒すことはためらってしまう
俺はいいけれど、夏生は人気があるので色々と問題があった
「夏生…暫くこの携帯電話、ライン以外は受けないで」
携帯に出なくても問題はないはずだ
家族や友人は殆どがこれで済むのだから…
不自然だとは思うが、この手の輩はしつこいと相場が決まっている
現に、こうして着信だけでも3回もあった
「しつこいな!いい加減諦めろよ!」
「陽人、だったら出て断ればいいだけじゃないの?」
その通りかもしれない
だが、こういう奴らには無視が一番だってわかっていた
それはかつて自分がそうだったから……
昔の自分を思い出し、一瞬気がそれた
「陽人?」
「あ、あぁごめん、いや、無視が一番なんだよ、だから絶対出ないこと!」
念を押すのも理由があった
夏生は基本的に人が良すぎるからだ
一時の感情に流されないようにしないと………
「お願い、これは俺からのお願いでもあるんだ、わかる?」
真っ直ぐに見て、俺は夏生にキスをした
トロンとした目を見ると、物欲しそうに次の行動を待っている
しょうがないなぁ…ふふと笑うと、少し照れたように俯いた
「どしたの夏生…また欲しくなっちゃった?」
返事を待たず、俺はさらにキスをした
それを合図に、夏生の手が身体へと回される…ほら、欲しがってるね夏生…
「陽人…優しくして…///」
そう言うと、俺の服を脱がしていく夏生
胸元に顔を埋めてキスをしてきた
「俺の…陽人……」
「……優しくしたいけど無理…夏生!」
脱ぎかけていた夏生の服に手をかけると、一気にはだける…と、同時に、待ちきれない俺は尖りに吸い付く
「んぁ///陽人///」
「いっぱい愛してやるから」
再び携帯のランプが点滅しても、気づかないほどに愛し合う2人………
誰にも邪魔させない…
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
45 / 172