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企画会議
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【陽人】
夏生とたっぷり愛し合った後は、身体もすこぶる快調だった
「よぉし行こうぜ!」
「張り切ってるしwちょっとやり過ぎじゃないの~」
そう言ってる割に嬉しそうな夏生
お互い久しぶりだったし、めちゃくちゃ燃えてしまったからだろうが…
「俺はまだまだイケるけど?」
「え、それは…バカ///早く行くよ!」
なんだ、夏生もまだ足りなかったんじゃん
なんて思っていたら、夏生が俺に耳打ちしてくる
「帰ったら…ね///」
おっ!やっぱりそう来たかw
もちろん!と、機嫌よく返事をする
冷めやらぬ身体を奮い立たせ会議室へと入る
コンコン
『おはようございます』
スタッフさんとマネージャーが既に座っている
千秋と冬弥のことは伝えてあった
話もスムーズに進んで、結局撮影は来週になった
その頃には千秋も大丈夫だろうとのことだった
「シュウさん、よほどストレスだったんだなぁ」
仲のいいスタッフさんが声を掛けてくる
俺たちも会ってないので何とも言えないが、軽い肺炎らく2、3日で退院だと伝えると、安心してお大事にと言ってくれた
みんな優しい人達だ
「やっぱりみんないい人ばっかだな」
夏生の呟きに、心からそうだなと思った
あの騒動も、ここにいるスタッフさん達にも伝わっていたので尚更だった
なんとかなったけれど、世の中の厳しさを味わった瞬間だったと思う
「じゃあまた詳細は…」
細かい事は後ほど連絡すると言ってくれた
帰る頃には夕日が沈む時間
外も秋から冬へと変わるせいか肌寒い
「陽人ぉ寒い~」
「ホントだなぁ…あ、夜飯なにする?」
夏生の作ってくれたスープが残っていたので、何か足して夕飯にすることにした
ちょうど目の前のデパートの地下へ向かう
この時間はさすがに人が多い
「すっごい居るのな!」
俺たちは人混みの中、なんとか買い物に成功した
「よし、帰るぞw」
足取りも軽やかに帰宅した
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