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2人だけの保健室5
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僕が事後の後処理をしていると、桜井はあることを聞いてきた。
「普段からこんな事してるの?」
まあそうだよね。
そもそも学校でローターなんか入れてるなんざ、ただのど変態にしか見えないだろうし。
幻滅しただろうか。
それとも、キモいと思ってるのだろうか。
「ばか。そんなわけないでしょ」
別に、こいつにどう思われようが関係ない。
イった顔も見られてる。
わざわざ、こいつの前で嘘の自分を取り繕わなくていい。
もう僕に対する評価は期待してない。
今更、印象が悪くなったって困らない。
「ウリしてるのが、うちの学校の不良にバレたんだよ」
それから身体を強要されるようになった。
僕は本当のことを、ぽつりぽつりと話した。
始終、桜井はそれを黙って聞いていた。
何だろう。
いい意味で安心したというか。
こいつには話しても大丈夫だと思えたから。
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