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「嫌だっ!やめろ!」
雪斗は生まれたままの姿にされてしまった。
「なんだ!これはどういうことなんだ?」
予想外の雪斗の裸体を見て、男たちは驚きを隠せなかった。
身体中に痣や火傷のあとなどが、無数に刻まれている。
雪斗が隠すように身体を縮めた。
「まさか、こんなこと」
「虐待でも受けてたのか?」
「可哀想にな」
自分の傷だらけの身体を見て涙が滲んだ。
「どうする?ちょっとこれじゃな」
カメラマンが沢村の方を見る。
彼の言葉に、もしかしたら助かるかもしれないと期待を抱いた。
「まてよ……。これは別の路線で使えるかも知れないぞ」
しばらく考えこんでいた沢村が呟き、メーク係に耳打ちした。
「ああ、なるほどね」
メーク係が部屋を出ると、あるものを手にして戻ったのだ。
それを見た雪斗は背筋が凍った。
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