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「姉ちゃん、やっぱり先生を目指すべきだよ」
「馬鹿ね。何を言うの」
美紅が苦笑した。
「だって姉ちゃんならいい先生になれるのに」
「有り難う。でもどうしようもないこともあるのよ。とにかく今はゆっくり休みなさいよ」
美紅が寂しく笑顔をうかべながらドアを開ける。
「俺、美紅姉ちゃんの弟でよかったよ」
続けて呟いたときには美紅はもう部屋の外だった。
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