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条件
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「いいよ、学校いっても」
祐兄が嫌そうに呟いた
「…え、いいの」
「そのかわり条件出すけどね」
「守れなかったら次から外には出れないと思ってて」
「…はい」
学校に行けると嬉しくて涙は止まっていた
「条件だけど、まずは俺の言うことは絶対守ること。4時には家にいること。登下校は俺たちの誰かと一緒にすること。1日に何があったか全部話すこと。わかった?」
「…う、うん。わかった」
「とりあえずご飯にしよう」
「そ〜だよ!お腹減った」
圭兄がはしゃぐ
「そうだな、もう昼だし」
俊兄に言われて時計を見ると12時になっていた
「今日は俺が作るよ」
祐兄が微笑んだ
「祐兄のご飯久しぶりだね〜」
圭兄が嬉しそうに俊兄に話しかける
「そうだな」
俊兄が返事をする
「咲、リビング行こう」
そう言って祐兄が僕の手を握った
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