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本当に
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せっかく学校に馴染むチャンスを失った
昨日今日で休んだら終わりのような気がする
二年生になるまで保健室登校になったのもきっと祐兄がはたらきかけたからだ
しょうがないとわかっていてもクラスには行ってみたいし授業も受けてみたい
「はぁ…」
ため息を吐いて部屋をもう一度見渡した
するとドアに鍵がかかっていないことに気付いた
祐兄は本当に僕を閉じ込める気なのかわからなくなってきた
だっていつもの祐兄なら絶対鍵を閉め忘れることはない
でも鍵が開いていたところで足の鎖が取れないとなんの意味もない
祐兄のひどいのはこうゆうところだ
一度期待をさせてから落とすのだ
やっぱり当分学校にはいけないと思った方がいいらしい
しょうがない、いつものことと自分に言い聞かせて寝ることにした
この部屋に僕が勝手に触っていいものは何もない
やることがなさすぎて眠気に襲われた
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