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朝
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起きたら裸のままで首輪がつけられていた
祐兄も同じベッドに寝ていて圭兄は床に倒れるように寝ていた
また祐兄に殴られたのだろうか目元も腫れていて泣いていたことがわかる
首輪だけだから動けるみたいだ
圭兄を起こしにいこうと思って起き上がると
祐兄に押さえつけられた
「起きたの?おはよう」
「あっ…」
思ったように声が出なくて少し焦る
「昨日はいっぱい声だしたから枯れちゃった?」
少し笑いながら聞いてきてもう怒ってないのだと安心した
「ごはん…」
「そうだね、食べてなかった 」
「うん」
「じゃ咲は俊のこと起こしてきて」
部屋を出て俊兄の部屋に行く
玄関が見えるから外が気になるけどもう僕の居場所はここだけだ
あまり声が出ないから体を揺すって起こす
「はよ、今何時?」
「…わかんない」
「そうか」
「ごはん、祐兄が」
「声ガラガラだな、よく頑張った」
頭を撫でられて嬉しいと思ってしまう
一度裏切られてるのに
やっぱり俊兄は僕の味方だ
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