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朝ごはん
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俊兄と一緒にリビングに行くとさっきまで床で寝ていた圭兄もいた
「あっ、俊早くごはん作って」
「何作ればいい」
「俺はなんでもいいけど、圭は体に優しいもので咲には甘いものかなぁ」
「了解」
俊兄が朝ごはんを作ってる間は祐兄のとなりに座ってテレビを見る
特にみるものはないけどテレビを見てると世の中のことがわかる
今日は2月23日らしい
昨日に比べるとあったかいらしい
「今何考えてる?」
「えっと…もうすぐ3月…」
「そういえば圭の卒業式だね、すっかり忘れてた」
卒業式の前に圭兄は大学に行くのか
そんなことばかり気になってしまう
「そういえばそうだな、ごはんできたぞ」
俊兄がキッチンから声をかける
みんなで席についてごはんを食べる
祐兄と俊兄はサンドウィッチ
圭兄はお粥とお味噌汁
僕はホットケーキ
みんな違うものを食べるのも僕たちらしい
「そういえば圭は大学行くのか?」
僕も気になっていたことを俊兄が聞いてくれた
「うん、高2の時にもう決まってるから」
「お前はちゃんと卒業していい仕事つけよ」
俊兄は夢を諦めてるから圭兄には叶えて欲しいのだと思う
僕もやりたいこと見つけれるかな…
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