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保健室
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校舎に入り、初雪と咲月と別れ、俺と竜は保健室のベットに寝転んでいた。
まだ、夏の暑さが残る9月
時折吹く風が気持ちいい
保健室のベットに、制服の上着を脱ぎネクタイを緩めた格好で竜と二人くっついて寝転んでいた
「竜、此処なら落ち着くでしょ?」
「う、うん。でも、人来るかも知れない」
「それなら大丈夫だよ。今日は誰も此処に来ないようにしたから」
「そうなんだ。昇…兄……」
「眠くなってきたのか?」
「ん~……」
「寝てても良いよ、昼になったら起こしてあげるから。おやすみ」
「おやすみ」
竜は俺の手を握ったまま眠ってしまった。
その手はいつもより強く握られていて緊張してたんだな、と思い俺は竜を強く抱き締めてあげる。
兄ちゃんのせいでごめんな。
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