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テスト返し1日目
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授業が始まり、6時間とも予想通りテストが返ってきた。私は今のところ全て満点。まぁ誰にも言ってないけど本気出して勉強してたしね。何せみーくんと総合勝負してるから。勝った方は負けた方の言うことを聞くっていうよくあるルールを加えて。
なぜこんなことになったかと言うと恋人がよくやることらしいからだ。かと言って頭いい人と悪い人がやったら確実に頭いい人の勝ちになるからやるのは大体学力が近い人だけらしいけど。
じゃあ私たちはどうなのか、と言うと、入試の時に私は300点満点中300点。みーくんは299点だったらしい。つまり、学力が全く変わらない。だからこの勝負が成立した。
まぁこんなわけで本気でやらないと負けてしまう可能性がでてきたため家に帰ったら必要最低限のことだけやって他はずっと部屋にこもって勉強をしていた。そんな様子を見ていた家族たち──主にパパ──からは「何があった!」とか「そんなに勉強についていけないのか?」とか言われたけど。入試の時もそこまで勉強はしてなかったから仕方ないのかもしれないわね。
そんなこんなで勉強していたおかげで今6教科が満点で返ってきているわけですが、問題はここからなんです。そう、みーくんも全て満点で返ってきている。特に勝負も何もしていないけれど、優香ちゃんも全て満点らしい。みーくんの横で遠藤くんが「なんだこいつら……」と呟いている。それに続くように拓麻も「ありえねぇ……」と呟く。
ちなみに今日返ってきた教科では誰も赤点を取ってないらしいので一先ず安心。
ただし、問題は明日返ってくる教科。その教科の教科担任は採点が厳しすぎるで有名な先生。つまり、赤点をとってもおかしくない教科。
まぁ先のことは考えないようにしましょう。今日はせっかくみんなで遊ぶんだし。
まだあんまり喜べはしないけれど、テストお疲れっていうことで遊ぼう と芽依ちゃんが言い始めて遊ぶことになってしまった。
とりあえずゲームセンターに行っていっぱい何かやってカラオケに行きたいというみんなの意見によりこのまままっすぐ向かうことになった。
あ、ママには言ったけどパパに言ってないわ。ま、いっか。パパだし。面倒臭いし。放っておきましょう。
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北海道の胆振地方で6日の午前3時8分に北海道初の震度7を観測する大地震が起きました。
私も北海道に住んでいまして、震源からもそこまで離れていなく、震度5強を観測しました。しかし、地震による被害はなく、私の家は停電したくらいで済みました。
この小説を読んでいる方の中にももしかしたら北海道に住んでおられる方がいらっしゃるかもしれません。まだまだ余震が続きこれからも大きな地震が来るかもしれませんが、頑張って乗りきりましょう。
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