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第47場 ハルの職場
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【第47場 ハルの職場】
(ジャンプ~編集部)
ハル:「編集長!」
編集長:「なんだ?デカイ声出して。」
ハル:「あの…有給貰いたいんですが…。」
編集長:「有給だぁ?寝言は寝て言え!
それより早く企画書上げろ!」
ハル:「いや、その、あれです。
親戚の甥っ子が入院して見舞いに行きたくて…」
編集長:「見舞いだぁ?そんなもん、2時間もありゃー十分だろーが。」
ハル:「いや、それが、結構重病ってゆーか、その、あのですね…」
編集長:「あー!うるせー!
企画書も一人前に上げられないやつが、有給なんか取れねーに決まってるだろー。
ここはジャンプ~編集部だぞ。
ジャンプ~舐めてんのか?」
ハル:「企画書は今から死ぬ気で今日中に上げるんで、10月1日有給下さい!」
編集長:「だー!うるせーうるせー。」
ハル:「やっぱダメっすかね…。」
(後ろから声がする)
あかざえもん:「いいぜ、有給1日認めてやる。」
ハル:「社長!」
編集長:「社長、甘やかしちゃいけませんよー。」
あかざえもん:「甘やかす気はねーよ。
企画書今日中に、『俺の満足するもん』仕上げるんだろ?」
ハル:「は、はい!」
編集長:「社長!」
あかざえもん:「いーじゃねーか。うちはブラックってんで、最近労基法監督署から、ちと目つけられてっから、たまには休み取らせねーとな。」
編集長:「でも!」
あかざえもん:「佐藤、坂田が企画書あげたら、お前にも褒美やる。
今日坂田が企画書上げたら、キャバクラ連れてってやるから、それで手打てよ。」
編集長:「キャバクラっすか?」
あかざえもん:「おー!お前の好きなエリちゃんのいる歌舞伎町のピクシーな。」
編集長:「わかりました!
おい、坂田!死ぬ気で企画書上げろよ!」
ハル:「は、はい!」
あかざえもん:「ほら、ぼさっとしてねーで、早く仕事してこい。俺も早く酒が飲みてーんだ。」
ハル:「はい!」
(結果、ハルは無事に企画書を上げ、有給を貰った。そして編集長の佐藤とあかざえもんは、歌舞伎町にくり出したのだった。)
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