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〜椿〜
病院からいなくなった友人を桔梗と共に探した。
あいつが行きそうな場所…。
「椿…」
「どうした?桔梗」
桔梗は俺の袖を引っ張ってきた。
「俺多分、
あの子の居場所知ってる」
その言葉に俺は驚いた。
桔梗は続ける。
「椿は、
近くで待っていて欲しい…」
自分が行くと、
桔梗は言った。
「何言って…っ」
その方がいいのかもしれないと思いとどまる。
「お話しをね、
してみたいんだ」
できなかったからと、
桔梗は言った。
「…分かった」
俺は待機することにした。
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