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椿は僕を睨みつける。
当たり前だ、
僕がそうさせたんだから。
だからすれ違いざまに言った。
「幸せにね!
もう、
邪魔はしないから…」
僕は通り過ぎていく。
桔梗の中から僕はいなくなった。
だからもう、
桔梗は傷つかずに済むと、
僕は思っていた。
椿が桔梗に駆け寄ったかは知らない。
僕は振り返らずに病院に戻った。
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