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CAGE2:あの日の同罪ー立花 直ー26
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逃げ腰の舌を追いかけて絡み取れば、立花は息を漏らし、すがる様に俺の服を掴む。
それを見るとより一層深く唇を求めてしまう。
「んんっ……ハァ……」
「……キス、下手だな。」
「うっ……」
「まぁ、せいぜい頑張って息してろ。」
煽ったんだ、そう簡単に止めてはやらない。
根を上げるように閉じようとした唇に軽く歯を当てれば、ビクッとした反応をして、そこはまた開く。
その隙に忍び込ませた舌を上顎に這わせる。
「ンッ……ハァ……やぁ……」
キスに意識が集中してる間に、服の上から下半身の昂りを撫でてやる。
「っああ!」
既に熱を帯び勃っているそれをゆっくり力強く指先で撫でる。
「んあっ……やめ……」
「キス、しただけだろう?興奮した?」
「やぁ、やだぁ……」
「……身体の方が素直だぜ?」
仰け反っている喉にカプリと歯を当てれば、全身が震える。
「………可愛い」
「ぇ、今なん………んッ」
「…何でもない。」
今、俺は何と言った?
完全に無意識だったな……。
「え!?いや、倉橋さ、待っ……ああ!」
捲り上げた服の下から露になった小さな尖り。
反応が見たくて一舐めしてみたが、どうやら当たりのようだ。
「……気持ちいいか?」
「ど、して……こんな、とこ……ぁ…」
予想以上の感度に立花自身が動揺している。
潤んでいく目に、そっと唇を寄せた。
「ぼ、僕……変、ですよね?」
「………変じゃない。俺がそうしている。」
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