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CAGE2:あの日の同罪ー立花 直ー27
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今にも零れ落ちそうなほど目に涙を溜め、俺を見上げてくる。
ゾクゾクとした感覚が背中を駆ける。
「……だからそういう顔で見るんじゃない。」
「そんなこと言われても…」
「はぁ……アンタは何も変じゃない。だから素直に感じてろよ。」
もう一度胸の尖りへ舌を這わせる。
「ふぅっ……ん……」
口を押さえて必死に声を出すまいとする姿も、まぁ、悪くはない……が
「……それ禁止な。」
それじゃあ面白くない。
「あ、やだ…やだぁ…!手、離して…っ」
立花の両手を片手で一纏めにして頭上へ押し付ける。
細腕の力で抵抗されても俺の片腕の力に勝りもしない。
「…悔しかったらもっと食え。」
「た、食べてます!……ぁだめ…」
また胸の尖りへの愛撫を再開して、空いている手で立花のベルトを外す。
「あ、いや、本当に……だ、めぇ……」
「……本当に?」
「ふぇ……?」
「本当に嫌か?それなら、止めてやる。」
一度手を止めて、じっと立花を見下ろした。
立花はしどろもどろに視線をさ迷わせる。
「うぅ……」
「……どうする?」
「倉橋さんってこんなに意地悪なんですね…」
「元々優しい性格じゃない。」
そうだ。
俺のことを優しいだなんて血迷ったことを言うのは、コイツと雪見くらいのもんだ。
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