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CAGE4:あの日の同罪ー倉橋 洋ー21
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簡易ベッドが軋む音がやけに響く。
今度、もう少し上等なベッドでも買おうかな。
なんて考えつつも、これはこれで悪くないという考えもある。
ギシギシと軋む音は、今僕の下で震えている啓介の動きに合わせたものだと考えるだけで、それは僕を駆り立てる興奮材料になるからだ。
着ていた衣服は全て床に投げ捨てた。
隠れられないように布団も奪った。
啓介を隠すものはない。
「あ……やだ………み、見ないで……っ」
「ふっ、馬鹿だなぁ。それ逆効果だってそろそろ学ぼうね。」
「ぁっ………」
身体の線をなぞるように指を這わせる。
「啓介は耳と、ここが弱いよね。」
徐々に滑らせた指先で、胸の尖りを捏ねてやるとビクッと反応を示す。
「あっ……んっ…」
「好き?」
「好きじゃなっ………」
「嘘つくとどうなるんだっけ?」
お仕置き、その言葉が意味する行為を啓介は身をもって知っている。
確か以前は……
空イキ5回と潮吹きだったかな。
「やっ……やだっ……!」
「ほら、好き?」
両方の尖りを摘まみ上げれば、こくこくと啓介は頷く。
「だめ、ちゃんとお口で言おうね。」
ぐりっと捻ると、一際大きく身体が跳ねる。
「うわっ……ちぃぃ……きも、ちいぃ……」
「もっとする?」
「す、る…………したいっ……」
「良い子。」
頭を撫でてから、尖りへと口を近付ける。
「あ……や……っ!」
ペロッと舐めただけで、啓介の身体は仰け反る。
「久々だからかな、感度がいいね。」
「ふぅっ……も、やだぁ……」
涙でぐしゃぐしゃの顔。
与えられる刺激と羞恥心とで頭が混乱しているみたいだ。
やれやれと啓介を起き上がらせて、その身体を抱き締めてやる。
「ごめんね、ちょっと意地悪しちゃったね。」
「うぅっ……上月さ、ひどいぃ……」
「ごめん、ごめん。ちゃんと優しくするから許して?」
「優しく……?」
「優しく。とろっとろに甘やかしてあげるから。」
落ち着けるように背中を撫でて、額にキスをする。
「で、でも……」
「ん?」
「本当は上月さんは……その…ああいう感じが好みなんじゃ……?だったらその満足出来ないと思うし……上月さんに満足してほしいし……」
この子は本当に何を言い出すんだか。
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