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CAGE5:日常に潜む影4
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仕方ないと腰を引き寄せた。
「あ、待ってください。」
何故か立花は再びケーキ皿を手にする。
「食べ物は無駄にしちゃダメですから。」
パクパクとケーキを食べ進める立花を飽きれ眼で見上げる。
本当、幸せそうな顔だな。
半分ほど残っていたケーキが消えるのはあっという間で、最後の一口を食べ終えると皿をテーブルへと戻した。
「ご馳走さまでした。さて、今度は僕のこと食べてくださいますか?」
ケーキを食ってる間に酔いも覚めてくれないかと思ったが無駄だったようだ。
シャンパンの瓶を横目で見れば中身はほとんど入っていない。
……飲みすぎだな。
「倉橋さん?」
「はぁ……ほら、こい。」
変わらず俺に跨がったままの腰を引き寄せ、キスをする。
口腔を犯せば、ケーキの残り香にクラっとした。
甘いな………。
一度離そうとした唇は、突然後頭部を抱え込まれ、もう一度重なる。
口腔を犯していたはずが、今度は俺の中に舌が侵入してくる。
くそ……マジで、甘い………。
「……っ……立花、一回はな………っ………」
「んん……っ……だめ、もっと………」
呼吸をすることも忘れたように必死に唇を重ねてくる。
仕方ないと立花の服の隙間から手を差し入れた。
ゆっくりと肌を伝い、小さな胸の尖りに指先が触れた。
「ーーあっ………」
きゅっと摘まんでやれば慌てたように唇を離し、その身体を震わせる。
「ここ、好きだろ?」
「う、ん……っ………」
捏ねるような手の動きに、自然と腰が揺れている。
上に乗っている為かその動きが振動となって俺にも伝わる。
「………もっと触ってほしいか?」
「ほ、しぃ……」
「じゃあ自分で服、捲り上げて」
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