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指輪
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琉夏「センセーたちの紹介は正直言って別にいいんだけどね~知ってるからさ」
日向「なんでしっとん?」
(*´-ω・)ン?それはな…
琉夏「みーちゃん…保険医の充センセーに高校生時代のセンセー達5人が写ってる写真を見せられた上に丁重に説明されたから」
☆.。.:*・°☆.。.:*・°☆.。.:*・°☆.。.:*・°☆*:..
数日前の保健室にて
怪我してここに来た日以来来れる時はちょくちょく来ていた。みーちゃんが教えてくれることは面白かった。雅ちゃんが昔不良まがいなことしてたとか,みーちゃんも一緒に喧嘩したとか,まぁちょと危なそうだけど楽しそうに懐かしそうに話してくれた。
ふとみーちゃんが
充「琉夏ちゃん,昔の雅や僕達の写真見たい?」
そう聞かれたから素直に
琉夏「見てみたい!」
そう言ったら席を立ちデスクの引き出しから少し古い写真を持ってきたんだ。
充「ほら,高2の時みんなで喧嘩してボロボロだけど思い出とゆうことで撮った写真」
そこにはまだ若くてやんちゃに笑っている5人の姿があった。
琉夏「若いね~ほんとにボロボロだ,ふふっ,ねぇ雅ちゃんとみーちゃん以外の3人って誰なの?」
そう聞くと優しく目を細めて少し可笑しそうに説明してくれた。
写真の中の5人ともがココの学園の1年団でセンセーをやっているらしい。
雅ちゃんと睨み合っているように写ってるこの中で1番背が高く右のおでこに傷があるのが藤田 柚希(フジタユズキ),今はAクラスの担任,そしてその二人の間でまぁまぁっと言っているように中立にいる黒縁メガネをかけているのが如月 深夜(キサラギシンヤ),今はEクラスの担任をしている,そして最後にみーちゃんと肩を組んでニカッと八重歯が特徴な笑顔をしているのが来栖 刹那(クルスセツナ)今はちょとした主張でいないけど本来は1年団の主任らしい。今は代わりとしてほかのセンセーがやってくれているが。
充「僕達はいつも5人でいたよ,遊ぶ時,サボる時,喧嘩する時,どこにだってね…この指輪はね,刹那がここから出てく時必ず帰ってくるから!って涙目でみんなにこれを渡して行ったんだ。まるで今生の別れ見たいでみんなバカって呆れてたけど嬉しかったんだよね…」
そう言ってネックレスとして服の下に隠してた指輪を見せてくれた。そこに掘られていた小さな英語?のような文字が見えた。
よく見ると書かれていたのは…
琉夏「…素敵ですね,」
充「ふふ,なんかくすぐったいね,そう言われると,子供じみてると思うよ…でもありがと」
そこに書かれていたのは在り来りなようなこと,だけどそんなことより渡すことに意味がある。
在り来りだろうがなんだろうがとてもそれを大切な仲間から渡されたら嬉しいと思う。
それが5人の絆を表しているから…
☆.。.:*・°☆.。.:*・°☆.。.:*・°☆.。.:*・°☆*:..
琉夏「One for all,all for one.~1人はみんなの為に,みんなは1人の為に~…ふふ,学年主任はとてもセンセー達を大事にしてるな~って思いましたよ?」
なぜ知っているか教えると雅ちゃんと柚希センセーがあのクソ野郎…と呟き,深夜センセーはメガネを外し眉間を抑えため息を付いた。
柚希「充のやつから聞いてるとは思うがいちよう自分でも自己紹介くらいはする,なんか充にやられたってゆうのが気に食わねぇから,藤田 柚希,Aクラスの担任で担当教科は古文。この間はうちのクラスのやつがお前に失礼をしたと聞いた,すまなかったな」
琉夏「いえ,怪我も自分で窓割ったし,破片握ったし,痛みに鈍いからしてんでぜんぜん大丈夫です…」
雅ちゃんとさほど変わらずでまぁでも少し柚希センセーの方が大きい。
利人「お前自分で窓割った上に破片握ってその両手右腕を怪我したのか?」
あっそうだったここにはセンセーたちだけじゃなくて風紀も生徒会もいるんだった…
琉夏「…ふふ?忘れてね?」
うん…忘れてもらうのが一番だよね~
深夜「じゃあ私も癪なので自己紹介をさせてもらいますね?如月 深夜,Eクラスの担任で担当教科科学です。いちよう編入試験と日にあっているんですけど覚えていますか?」
琉夏「はい,覚えてますよ?その節はどうも┏●あとなんか警護なれないんでなるべく敬語抜きでお願いします」
敬語はくせなんで…
そう断られてしまった…
話は戻って実は編入試験の時に職員室に行き,試験室に連れて行ってくれて試験の監視をしてくれたのが深夜センセーなんだ…
その時は名前を教えてもらわなかった…
琉夏「確か職員室には柚希センセーもみーちゃんもいましたよね?何で雅ちゃんだけいなかったんですか?」
深夜「すごいですね君…ほんの一瞬覗いただけだったはずだけどよく覚えているようで。ふふ,本当はね?雅が君の試験を観察するはずだったんですよね,編入生を絶対に見てやるって言ってたくせに熱出てその日ちょうど休みだったんですよ?子供みたいでしょ?」
そう言いながらふふっと笑う,
雅ちゃんがなんか子供って言うな!って叫んでる。
仲いいな~
ほんとに……
みーちゃんは保険医とゆうのもあって指にはにしていないんだろうけどでもネックレスとして肌に離さず指輪を持っているようだった。
そしてここにいる3人のセンセー達も…
雅ちゃんは右手の薬指,柚希センセーは左手の人差し指,深夜センセーは右手の小指,実はこっそり聞いたけど仕事がない時は左手の親指にしてるってみーちゃんは言っていた。多分学年主任はどちらかの中指にしているのだろう…
銀色に輝く指輪を見て口元が緩んだ気がした。少し羨ましいのかもしれない…自分と友人が繋がっているとゆう証拠の指輪が…
きっとそれがある限り…見るたびに思い出すのだろう…何年だろうが月日が流れてもそう言えばそうこんなこともあったなって思い出す日が…
それが酷く羨ましかった。
指輪に彫られていたのは,
【One for all,all for One.】
1人はみんなの為に,みんなは1人の為に
その英語をなぜ彫ったのか…
ただの在り来りだからか
それとも深い意味があるのか…なんて
そんなの分からないけど
ひとつ分かるとしたらセンセーたちの絆は
深くて強い,仲間を大切にしている
ってことぐらいかな…
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