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イーサンの手の内 …2
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※注意
前回と同様、苦手な方はこの章を飛ばしてください
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頭は嫌だと叫んでいる。
しかし、身体は喜んでいる事実に心が付いて行かなくて、ルシエルは涙を流した。
「や!……だ、め!あ、あ……っ!!」
イーサンの手が、ゆっくりとルシエルのモノを扱く。
「あ、ぁ!こ、こんな、ことっ、あっ……ダメ、ですぅ!イーサン、さまぁ」
ルシエルは必死に抵抗を示すが、腰が揺れていて説得力がない。
その時、イーサンはもう少しで果てそうだったルシエルのモノから手を離した。
「ぁん……っ」
「……ククッ。ルシエルは、本当に可愛いな」
ズボンから手を抜いたイーサンが、ベッドの上に乗りルシエルに跨った。
そして両手をルシエルの顔の横につけて、ゆっくりとその身を倒した。
キスされるのだと気付いたルシエルは、イヤイヤと頭を振る。
「……なぜ、私を拒む?受け入れれば、楽になるぞ?」
イーサンのその言葉に、ルシエルは更に涙を溢れさせた。
受け入れれば、楽になる事は分かっている。
けれど、ルシエルの心がそれを許さなかった。
「私を見ろ」
ルシエルが流した涙を、イーサンが唇で掬い取った。
「ルシエル、私のものに、なれ」
そう言ったイーサンは、ルシエルの唇に強引に自身の唇を重ねた。
「ゃ……ぅ、んんっ」
抵抗を示すも、重なった唇は甘い刺激となり、ルシエルの身体を駆け巡る。
ペロリとイーサンの舌がキスの先を促すようにルシエルの唇を舐めるが、ルシエルは理性を総動員して唇を引き結んだ。
「無理するな。……お前が欲しいものを与えられるのは私だけだ」
再びイーサンが唇を重ねる。
優しく撫でられたり激しく啄ばまれたり、手練れだと分かるそのキスは、ルシエルの心まで犯しそうだった。
「ん、ふ、ふ……っ」
(い……やだ!心は、アルフレッド様だけ……っ)
心とは裏腹に、そのキスはルシエルの中心を更に追い立てる。
キスをしてる間にルシエルのシャツはボタンをはだけられており、直にイーサンの手がルシエルの素肌へと触れた。
「ん!……んんっ!」
触れた箇所から快感が広がり、それに呼応するようにルシエルの腰が揺れる。
そして、イーサンの手が、ルシエルの胸の突起を捉えた。
「あ!あああ!」
驚くほどの気持ち良さに、ルシエルの身体が大きく跳ねた。
絶妙な強さで撫でられ、捏ねられたルシエルの乳首は、いつも以上に敏感で、全身に電流が流れるような衝撃をルシエルは受けていた。
「はぁっ!ん、あぅ!……や!ダメ、だメェ……っ!!」
ルシエルは混乱して、何が何だか分からなくなっていた。
急変した自分の身体もそうだし、イーサンを上手く拒めない自分にも戸惑った。
何より、イーサンに触られる事を喜んでいる身体に困惑した。
心は拒否したいと思っている。
しかし、柔らかく甘いイーサンのキスや、優しくルシエルを導くイーサンの手はとても気持ちよく、ルシエルはその身をイーサンに任せてしまいたくて仕方がなかった。
「ルシエル。私を見ろ。私ならお前を導いてやれる」
イーサンはそう言って、ルシエルのズボンを脱がした。
そして、ゆっくりと膝を割られる。
もちろんルシエルは抵抗したが、イーサンの力に敵うはずもない。
ルシエルの脚の間に座ったイーサンが、指でルシエルの中心を撫でた。
「や!……っ、あ、あん」
今にも果てそうなソレが、あと一歩の快感を待って下着の中でビクビクと震えている。
イきたくてもイけないもどかしさに、ルシエルはほぼ無意識に自分の手をそこに持っていった。
しかし、ソレに触れる前に、その手はイーサンに掴まれ、両手とも頭の上で一纏めにされ押さえつけられた。
「イきたいか?」
イーサンがあいた方の手で太ももを撫でなから聞く。
ハイともイイエとも答えられないルシエルは、その目をギュッと閉じた。
「ふ……やはり、ルシエルは簡単には落ちないか」
太ももを撫でていた手が、ゆっくりと脚の付け根に降りた。
そして下着の上からルシエルの下の孔を撫でた。
「え?ン!あぁっ!」
思った以上の反応を見せたルシエルに、イーサンは少し驚いた。
それ以上に驚いたのはルシエルである。
予想もしなかったトコロを触られたのもそうだし、何より触れられたたけで電流が走ったかのように気持ちよかった事に驚いた。
「もしかして、ココを使うのに興味があるのか?」
「や!ちがっ……!んん、ぅ」
ルシエルはイヤイヤと頭を振るが、孔の周りを撫でられれば、自然と腰が揺れた。
イーサンの指が孔口を見つけて、そこをキュッと押す。
「あ!だ、メッ!お、おやめ、くださ……っ!」
自分でも分かる。
ソコが物欲しそうにヒクヒクと動くのが。
ソコで快感を得られる事を、ルシエルは知っているから。
溺れるほどの、快感を。
「クッ……ココを使ってイってみるか?やり方は知っているだろう?『綺麗な花の育て方』を読んだのなら分かる筈だ」
イーサンのその言葉に、ルシエルは頭が真っ白になった。
本を落とした時に見られていた事もそうだし、何より自分があの本の内容に興味がある事をイーサンに知られてしまったことがショックだった。
「私を見ろ?私なら、お前の望むモノを与えられる。ココに私のモノを挿れるのだ。分かるか?それが出来るのは、私だけだ。……素直に、私のモノになれ」
「ひゃ!あ、あ」
イーサンのその甘い誘惑に、ルシエルは心臓が跳ねるのを感じた。
前世で最も欲しかった人の温もり。
しかし、今世ではソコはダメだと誓ったのだ。
ルシエルは必死に消えかけの理性を呼び戻す。
(ダメだ!ダメ!……でも、欲しい……けど、ダメ!……でも、欲しい、欲しいよぅ)
ルシエルの心は、快楽の前に壊れそうになっていた。
何もかも、イーサンに任せてしまいたかった。
そしてイーサンが下着に手をかけた、その時……
コンコン、と部屋のドアがノックされる音がした。
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