アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
媚薬の効果 …6
-
「ルゥ。辛く、ないか?」
「ぅん。……ぜんぶ、入った?」
「入ったよ。……ほら。繋がってる」
アルフレッドはルシエルの手を取って結合部へと導いた。
ルシエルが指を這わすと、確かにアルフレッドが自分に入っている事を実感できた。
「すごい……ホントに、アルが入ってる。……ううっ。アル……アルぅ」
「うん。すごいな。ルゥの中に、入れた。……ルゥと、繋がってる」
アルフレッドは感動でもらい泣きしそうになっていた。
ルシエルという運命の相手と出会えただけでも幸せだと思っていたのに、さらにその先の幸せをルシエルは与えてくれた。
一生自分には得られないと思っていた快感がここにあった。
初めてルシエルと出会ってから今までの事を考えて、アルフレッドはルシエルと出会わせてくれた神様に感謝をせずにはいられなかった。
何より、自分をこうして受け入れてくれたルシエルに感謝をした。
そしてアルフレッドは決意する。
ルシエルと一生共に過ごす未来を必ず手に入れる、と。
「一生、離さない」
アルフレッドは誓いのキスをルシエルに落とした。
キスを受けたルシエルは、その直前のアルフレッドの真剣な顔にドキドキしていた。
ゲームの挿絵で見た、カッコ良いアルフレッド。
しかし実物はもっとカッコ良いと、ルシエルは知っている。
そのアルフレッドが、自分の中に入っている。
この世界に転生したと知った時は、自分の未来に嘆き、転生させた神様を恨みもした。
けれど、こうしてアルフレッドを知れた今、神様に感謝の気持ちしかなかった。
(この日を絶対忘れない)
そんな気持ちで、ルシエルはアルフレッドにキスを返した。
その後すぐに、ルシエルの意識は違和感のある下腹部へと移った。
自分の中に埋まっているアルフレッドのペニスは、隙間なくピッタリと収まっているのか、その形が分かるかのようにルシエルの中を押し広げていた。
そしてそれは、生きているかのようにピクピクと跳ねている。
それはとても小さなな動きだったが、ルシエルに快感をもたらすには十分な刺激となった。
「アルの……よ、良すぎてぇ……も、イク、かもぉ」
アルフレッドがさらにルシエルに腰を押しつけるように力を込め小さく揺すると、ルシエルは腰を跳ねさせながら、竿の先端からほぼ透明な精液をタラタラと零した。
「あ、ダメ!ああ!!あん、ん!ん!」
「ッ!……ぐ!……ルゥの中、良すぎて……ヤバい」
「アルのも、アルのもぉ……気持ち、いぃ、の」
お互い貪り合うように抱き合い口付けをし合った。
とても深いところで繋がって、もうそこから離れられないような感覚に陥る。
「動く、よ?」
アルフレッドがそう言って、ルシエルは小さく頷いた。
そうして、アルフレッドがゆっくりと自身を引いた。
半分ほど抜いて、またゆっくりと挿入する。
「ふぁっ!あ、あ」
内壁を擦る感覚にルシエルは戸惑う。
前世、自分がやっていた自慰はなんだったのか。
あの時とは比べ物にならないほどの気持ち良さだ。
アルフレッドの形も、大きさも、硬さも、暖かさも、何もかもがルシエルは愛おしくなった。
「ぼ、僕のナカ……嫌じゃ、ない?……イけ、そう?」
ふと、ルシエルは思った事を口にしてみた。
自分は気持ち良くしてもらっているが、アルフレッドはどうだろう、と。
普段なら排泄に使う男のソコにペニスを挿れているのだ。
ルシエルのその疑問に、アルフレッドは眉間にシワを寄せたまま唸った。
「嫌なワケあるか。……もう、すぐにでもイきそうで、ヤバいのに」
熱のこもった目で睨まれたルシエルは、心臓を掴まれたかのようにキュンとした。
「っ。じゃあ……す、好きなように動いて、いいよ?……あっ、でも……すぐに終わるのは、寂しい……な」
顔を真っ赤にしてそう言うルシエルに、アルフレッドは内心悶えた。
「く、そ。……ルゥが泣いても抜かないから。覚悟しろ」
「へ?……んっ、きゃあ!……あ、あ!すご!ああ!」
アルフレッドがパチュパチュと音を立てながら腰をルシエルに打ち付け始めた。
「やぁあ!……っ?!アルの、大っきく、なった、あ」
アルフレッドが動くと、隙間なく埋まったそのカリが前立腺を引っ掻く。
快感でルシエルは脚を震わせた。
何度もイったせいでルシエルのペニスはやや力なく勃ち上がっており、そのせいでアルフレッドの動きに合わせて上下に激しく揺れる。
その様子はとてもエロかった。
アルフレッドは初めての快感に夢中になって腰を振る。
どんな女よりも、ルシエルのソコは気持ち良かった。
「っっ!ルゥ、も、私の、を締め付け……っ」
アルフレッドの溢れる先走りと香油が混ざって、ルシエルの孔はグチョグチョになっていた。
「クッ、ソ……も、イク……っ」
「あっ、あ……なか、なかに、出してぇ!」
ルシエルがアルフレッドの腰に脚を絡めた。
「うっ、ルゥ!だ、め……っ!ッッ」
快感と、思った以上に強く押さえ込まれたルシエルの脚によって、アルフレッドはルシエルの中に白濁を吐き出してしまった。
ビク、ビクと大きく腰を跳ねさせる。
「あ、あ。すごっ……!!」
(熱い!!アルのが、僕の、中にっ!)
夢にまでみた状況。
愛する人に貫かれて愛の証を注いでもらう事。
それが現実になって、ルシエルはまた涙を流した。
ジワリと感じる何かが、幸せの感情とともに全身へと広がった。
「アル、アル。……好き。アル、好き」
ルシエルが腕を伸ばすと、アルフレッドも泣きそうな顔でルシエルを見た。
「あぁ、ルゥ。……好きだよ」
そうして抱き合いながら、熱い口付けを交わした。
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
114 / 166