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甘いプレゼント …1
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「あ、あ、あああ」
「?……どうした?」
ルシエルの視線の先にあったのは、包装されてリボンをかけられた箱だった。
その箱の正体に気付いたルシエルは、大変なことに気付いたのだ。
「あの!ぷ、ぷ、プレゼント!!」
「ん?」
「ごめん!僕!プレゼント……そのっ」
ルシエルの視線の先にあるものを見たアルフレッドが、何でもない風に呟く。
「あぁ。あれは今朝、ヴィヴィアンが持ってきたものだ。片付けるのを忘れていた」
「いやっ……そういう事じゃなくて、その、ごめん!!アルの誕生日のプレゼント、忘れて、た」
そう、ルシエルはゲームの事ばかりに気を取られて、このイベントがアルフレッドの誕生日だという事をきちんと考えていなかったのだ。
この日を乗り切る事を目標にした結果、アルフレッドへのプレゼントを準備することまで思い至らなかった。
焦った風のルシエルを見ながら、アルフレッドは優しく笑う。
「気にするな。ルゥと過ごせるだけで十分だ。因みに今日は帰さないし、ルゥの家には連絡済みだ」
アルフレッドの言葉に、ルシエルは赤面した。
自分の知らない間にどんどん周りが固められていく。
もちろんそれは、ルシエルも望むもので……
「いや!でも……でもっ!ごめ、んっ」
そう言って下を向いてしまったルシエルに、アルフレッドは優しく微笑んだ。
「じゃあ、ルゥにしか出来ないことを頼もうかな?……それをプレゼントとしてくれれば良いよ」
アルフレッドの言葉に、ルシエルはそっと顔を上げた。
それからルシエルは、あっという間に着ているものを全て剥かれ、浴室へと連れ込まれた。
「ちょっ!アル!待って、ぇ」
抵抗するすべもなく、椅子に座るアルフレッドの膝の上に抱えられて泡で全身を洗われている状況だ。
「ぼ、僕が、アルの、背中を、流すんでしょ?……なのに、なんでっ」
さきほど、アルフレッドの言った「ルシエルにしか出来ない事」とは、お風呂で背中を流す事だった。
もちろん「そんな事じゃプレゼントにならない」とルシエルは渋ったが。
「まぁ、順番かな?私は後で。ね?」
泡で滑りのあるアルフレッドの手が、ルシエルの胸の上で円を描いた。
「それじゃ、プレゼントにならな……っ!あぁ!……そんな風に、触らない、でっ」
ルシエルが身をよじるが、後ろから抱きかかえるようにしてアルフレッドの上に座らされているルシエルに逃げ場はない。
「いいから……ほら、ここはもうプクリと立ってるよ?」
そう言ったアルフレッドが、人差し指で乳首を捏ねる。
「気持ちいい?」
そう聞かれても、ルシエルは恥ずかしさで答えることが出来なかった。
しかし、アルフレッドの指の動きに合わせて、ピクリ、ピクリと身体は揺れる。
その反応を楽しみつつ、アルフレッドは二本の指でそれを摘んだ。
「や、やぁ!……ちゃんと、洗って、ぇ」
我慢できなくなったのか、ルシエルが膝を擦り合わせながら甘い声を漏らした。
「洗ってるよ?ちゃんと。……次はお腹かな?」
そんなことを言いつつ時折手で胸を掠めながら、アルフレッドの手が全身を撫でる。
「は、っ……んんっ」
「さて……化粧も落ちたし、甘い香りも消えたよ」
そう言ったアルフレッドは、とうとうルシエルの中心へと手を伸ばした。
「あっ!んんっ!」
「ここも、ちゃんと洗わなきゃ」
くちゅくちゅと音を立てるのは、泡か、ルシエルの先走りか。
触られる前から天を向いていたそこは、アルフレッドの手の動きによってピクピクと震え始める。
「あ、はっ、あぁ」
「あー……ルゥ、可愛い」
竿を数度行き来したその手は、すぐに下の孔へと伸びた。
「やっ!……そこは、ダメ!あ!あ!」
泡をまとったアルフレッドの指が、つるりとルシエルの後ろの孔に入る。
「ああ!!」
「ごめん。やっぱり、もう、我慢できない」
「んっ……んぅ」
「勃ち過ぎて、痛い。…………挿れ、たい」
そう言って腰に熱い塊を擦り付けられたルシエルは、恥ずかしさと嬉しさと同情とで……それまでしていた抵抗をやめた。
クチュクチュと音を立てながら、ルシエルの孔が解される。
あっという間に三本の指を飲み込んだルシエルは、自分の身体のいやらしさに泣きそうになった。
求められて嬉しいし、だからこそルシエルもアルフレッドが欲しくて仕方なくなる。
「アル……アルぅ」
「ん?」
「お願っ、もう……もう、いいから」
振り返ったルシエルの潤んだ瞳を見たアルフレッドは、嬉しそうに微笑んだ。
そうして、ルシエルと向き合うように自分の足を跨がせた。
アルフレッドが自身の昂りをルシエルの孔へと当てがう。
ルシエルが顔を真っ赤にするのを見つめながら、アルフレッドはルシエルが腰を落とすのを誘導した。
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