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帰宅
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ドキドキした一日が終わった…。
正直これが毎日続くのは辛い。
…でも、打ち明けるのも辛い。
…こんな時に相談できる人すらもいない。
……グゥウウ
「…こんな時でもお腹はすくんだ……ははっ」
狭い部屋の中自分の声が反射して、悲しくなった…。
もう、さみしいとか思えない。
これが僕の日常なんだから。
これ以上求めない。
「……なんか作るか。」
ガチャ
冷蔵庫は空き巣が入ったのかと言うくらいすっからかんで、驚いた
「…買い物行くか。」
凛月自身、学校以外外に出ることは滅多にないくらい、外出が苦手だ。
尚更オメガとわかった以上恐怖心が出てくる。
…誰かにバレたらどうしよう。
深く深く、パーカーのフードをかぶって家を出た。
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