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どうしよ
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「…神崎様。こちらが、うちの新入りです。」
一つだけ、個室のような部屋があり、薄暗くキラキラ光っている部屋に案内された。
そこにはカーテンがかかっていて相手の顔が見えなかった。
「…あ、あの、今日お手伝いに来ました。橘です。
よろ、しくお願いします…?」
「…二人にしてくれ。お前は下がっていい」
僕はもう1人、連れがいると思い、自分は邪魔と言われたと勘違いして、下がろうとした。
「し、失礼しましたっ」
「いや、お前じゃなくて、そこの従業員のこと。」
「…失礼致します。」
といい、従業員さんが、いなくなってしまった。
どうしようううう!!お話するだけとか、こんな雰囲気怖い人と話せないよ!!
「……入れ。」
「…は、はははい!!」
恐る恐るカーテンを開いてみると、藍原さんとはまた違った雰囲気の、男らしいイケメンだった。ガタイもよく、その切れ長の目で見られたらゾクッとした。
「……なんだ、ガキじゃねぇか。………抱くには申し分ねぇけどな。」
「…………へ?抱く??」
と言った瞬間腕を引かれ、押し倒された。
「え!?ちょ、何する、んですか!」
「……なにって、セックスしかねぇだろ。」
「そんなの、!聞いてない!!!」
「……悪いがここじゃ俺がルールだ。
ここらじゃ俺の名前を知らねぇ奴はいねぇ。逆らうやつもいねぇ。おめェがどうこう言おうと、俺の勝手だ。
黙って股開いとけ。」
大きな手で、両手を固定されて、服に手をかけられた。
俺だってひ弱な訳じゃない!渾身の力を振り絞り体をひねった。
上手くいった!!体育の護身術!!聞いててよかった!!
いそいで、個室からでて、店から飛び出した。
触れられた部分が嫌に疼く。気持ち悪い、気持ち悪い、気持ち悪い、
体の震えが止まらない。
本能的に体が否定している。
体が違うものを求めている気がした。
僕はあてもなく、疼く手首を握り、必死に走り続けた。
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