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大人計画③
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結局、広瀬さんを止めることは出来ず、タクシーに乗っている状況です。
………どうしよう……。
……………Noと言える日本人になりたい………。
…急展開過ぎて頭がついていけない…。
ちらっと横目で広瀬さんをみるとその視線を察したのか、目が合ってしまった。
「…?どうかしました…?」
「い、いえ!なにも…」
………本当に…どうしよう…。
憂鬱な気持ちでタクシーに乗っていると、僕の家に着いた。
「…あ、タクシー代…いくらで」
「いえ。ここは私が。」
遠慮する前に、広瀬さんが払ってしまった…。
この人行動早すぎないか…?
タクシー代を払わせてしまった…。さらに断りづらくなってしまった…。
「…ど、どうぞ。汚いしょぼくれた家ですが…。」
「お邪魔させていただきます。」
茶の間に入り、飲み物を出した。
今、二人きりで机を挟み向かい合っている状態です。なんでしょう、この状況は…
「凛月さんは、」
「はっはい!?」
考え事をしていたから突然話しかけられて、心臓が跳ね上がった。
「どのような事でお悩みなのでしょうか。」
「え、あ、あの…」
いえるわけないだろぉぉぉ…。
「まぁ、このサイトにアクセスしたということは、知識や技術、環境が不十分ということでしょうか。」
「は、はぁ。」
「まず、凛月さんはセックスというものをご存知で?」
「ま、まぁ、一応…。一般的なものであれば…」
「ちなみにご相手は男性ですか?」
「…は、はぃ。////」
…なんだろう、すごく恥ずかしくなってきた…。
「セックスのご経験は?」
「恥ずかしながら…無いです」
…僕がそう答えると、広瀬さんの口角が少し上がった気がした…。
…ば、バカにされてる……
それから、長い質問攻めが続き、長々とセックスの知識について教えられた。
…正直教えられてる間恥ずかしくて恥ずかしくて…顔から火が出そうだった…。
「…それでは、実践に移りましょうか。」
「…………へ?」
思考が停止し何を言われたかわからなかった。そのせいで押し倒されそうになって抵抗ができず、身動きが取れなくなった。
「…っな、何をするんですか!!は、離してください!」
「我がサイトを見ればお分かりだと思っていましたが、知識、プラスアルファ、実技も実施しております。
お客様は初めてなようなので教えがいがありそうです。」
ニヤッと笑った広瀬さんをみて、息が止まった。
「や、やめてください!僕そんなつもりな」
「まぁ、遠慮せずに。」
ほんとこの人話聞かないっ!!!
僕は必死の抵抗を試みた
…が、僕より大きな広瀬さんにかなうわけがない。
どうしよう。どうしよう。
焦りばかりが募る。
冷たい広瀬さんの指先が服の中に入ってきて、僕の肌を這い回る。
「っ…やっ!…やめてくださっ」
「男性は開発すれば乳首も感じるようになるんですよ。」
といって僕の乳首をしつこく攻め立ててくる。
けど僕が感じるわけがなく、ただただくすぐったかった。
「っふふ…ちょ、こちょばしっ…んっ」
「…行為中に笑うのはマナー違反ですよ。」
…ってかなに抵抗すんの忘れてんだ!
ここで護身術だ!
体をひねろうとした瞬間
ドクンッ
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