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大人計画⑩
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「……汚くなんてない。……俺は凛月が好きなんだ。
あいつに触られた所は洗えば綺麗になる。心は傷ついたままかもしれないけど、俺が、俺が埋めるから。
俺が凛月を幸せにするから。
……俺から離れないでくれ。」
凛月の方が小刻みに震えている。
「……おい、り」
プシューーーーッ!
凛月が顔を真っ赤にして顔から火がでそうになっていた
「あ、あ、ああああんまり、す、す、すきとか、恥ずかしいことい、言われたら……////////」
そんな可愛い凛月を見て、思わず吹き出してしまった。
「プッ」
「な、何笑ってるんですか!藍原さんのせいですよ!」
「……フフ、ごめんごめん。でも、ほんとにそれくらい凛月好きなんだ。大切にしたいんだ。
だから、凛月も自分を嫌わないで。 ……凛月はキレイだよ」
「……ほん、と…?…僕、男の人に、変なことされたのに…?」
「そりゃ、少しはムカついたさ。けど、そいつよりもすぐに助けてあげられなかった自分にムカついた。」
「……ううん。……
助けてくれて、ありがとう」
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