アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
大人計画⑪
-
「……んで、なんであんなことになったんだ?」
……さっきまで優しかった藍原さんの視線が怖いよ…
「……ぇっと、ですね……」
い、言えるわけがない!SEXの仕方がわからなかったから調べたらまんまと罠にかかっちゃいました!☆
ほんとに、自分馬鹿だな……。どうしよう、なんて、言おう、
「……いや、あの、相談を、きいてもらってまして……」
「なんの?」
「……ぃやちょっと、……それは……」
「……俺には言えないで、あいつには言える相談なの?」
悲しそうな顔をして藍原さんが見つめてくる。
……ごめんなさい藍原さん!だって!言えるわけないじゃん!!
そうだ、誤魔化そう
「……ちょっと、学力が乏しくて、家庭教師みたいな?人が……欲しくて…はい。…自分馬鹿なのバレたくなかったんで!」
わざとらしく明るく誤魔化した
「………………嘘でしょ」
……ですよねーーーー。
「……凛月が言えないことなら無理には聞かないよ。
……でもちょっとだけ、寂しいかな。俺、凛月の力になってあげられなくて。」
……おい!橘 凛月!お前何やってんだよ!!こんな!こんな!かっこいい藍原さんを悲しくさせる資格はお前にはないだろ!!
なんて言おう、考えろ!その小さな脳みそで!
「……ごめん、俺今日は帰るね。……何かあったら嫌じゃなきゃ連絡してね。」
え!?……藍原さんに、……きら、われた……?
……僕達……別れちゃうの……!?
……嫌だ!!
僕は立ち上がって部屋を出ようとする藍原さんの腕に抱きついた
「……いや!……別れたくない……!……嫌いにならないで……!
……僕はただ、藍原さんと、もっと、親密な関係になりたかっただけで……大好きなだけで……っ。……僕、男の人の経験なんてないし、何もわからなかったから……!……自分なりに調べて勉強したの……っ。……そしたら、…こんなことになっちゃって……。……ごめんなさい……っ!……嫌いにならないでぇ……っ。」
「……………………………………え?」
「……………………………………へ?」
僕はポカンと涙と鼻水でぐちゃぐちゃになった顔で藍原さんを見上げた。
「………俺がいつ凛月を嫌いになったの?
別れるなんて言ってないよ?」
……………………あ。
「…………あ、ほんとだ。……じゃ、じゃあ、……別れない……?
……すきで、いてくれる……?」
「もちろんだよ、今も凛月が大好きだよ。」
……またこの人はかっこいい顔でそういうことケロッと言う!!
ぁぁ、また顔赤くなってきた
「……プッ。…凛月百面相しすぎっ」
キュンッ
……え?なんだ?キュンッって。え?
……笑ってる藍原さんが可愛すぎて鼻血が出そうになった。
「……んで、話戻すけど……」
藍原さんが僕の腰を引き寄せて、僕の手首を掴んで身を引き寄せた
「……凛月は、俺とエッチなことが、したかったの…?」
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
66 / 69