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はじまり【実守side】
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今日からは僕も高校生だ。
高校生はキラキラしてて早くなりたいと思っていたけど…
さっきから隣の席の男の子からの視線が痛すぎる…
正直に言うと怖い。かなり怖い。
確か名前は猫山 唯也(ねこやま ゆいや)だった気がする。
猫じゃなくて虎の方が似合っている…
そぉーっと猫山君の方を見てみるとガッツリ目があってしまった…
今更、逸らすことも出来ないので見つめていると
「よ、よろしくな…?」
と言われた。
「ふぁ…!?よ、よろしくね…?」
と返した。
いきなり話しかけられたので情けない声が出てしまった…
猫山君はフッと笑っていたのでつられて笑ってしまった。
彼は笑うと少しタレ目で優しそうだった。
きっと、気まぐれで声をかけてくれたんだろうけど、友達になってみたいなと思った
猫山君は胸に手を当てて首を傾げていたけど、どうかしたのかな…?
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