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好きな物【唯也side】
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自己紹介の後から菊知の元気がない
大丈夫だろうか…
菊知のことを考えてぼんやりしていると給食の時間になったらしい
菊知の方を見ると、相変わらずしょぼんとしていた。
ちびちびとご飯を食べている姿が小動物みたいで可愛いな…と思った。
俺が菊知の方を見ている事に気がついたらしく
「あ、えーと、猫山君、良ければ一緒にご飯たべる…?」
と声をかけてくれた
嬉しくて俺は食い気味に答えてしまった。
怖がられていないだろうか…
菊知の作るお菓子が気になったので聞いてみるとカップケーキを1つくれた。
ケーキ屋さんに売っているみたいに美味しくてホールケーキを作ってもらったという菊知の兄貴が羨ましかった。
「き、菊知…
カップケーキありがとう。
すっげー美味しかった。
ケーキ屋さんに売ってあるみたいで。
お礼したいんだけど何がいい?」
何故か菊知と話すのは緊張した。
無愛想な話し方になってしまった…
「じゃあ、今日のノート写させてもらってもいいかな…?
全然かけてなくて…」
「全然いいぞ。あ、字とか汚いけどそれでもよかったら…」
「え、ほんと?ありがとう!!」
嬉しそうに笑う菊知をみているとまた胸のあたりがギュッとなった
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