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気づいて【実守side】
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猫山君ってば、僕をからかって楽しんでるのかな?
まだにこにこしてる…
「菊知は部活何にする?」
「えーと、家庭科部に入りたいなぁって思ってるよ〜
猫山君は何部に入るの?」
「俺も家庭科部だぞ、よろしくな」
「うん、二人で美味しいお菓子作ろうね♪」
「そ、そうだな…二人で…二人…」
猫山君はその後も「二人で…」とつぶやきながら嬉しそうににこにこしていた
猫山君はイケメンだからにこにこしていると周りがキラキラしているように見える…
「ねぇ、菊知、今日って部活見学の日だよね?
良ければ一緒に回らない?」
「い、一緒に回る!」
「へぇ〜楽しそうじゃん、実守」
そう言ってきたのは藍だった
全然気配がなかったからびっくりしちゃった…
「いきなりどうしたの?」
「いや、今日一緒に風呂入る約束したの覚えてるかな〜?って思って確認しに来た」
猫山君がお箸でつまんでいた卵焼きを落としてありえないというようにこちらを見ていた
「ちょ、ちょっとやめてよ、教室で言わないで恥ずかしいよ」
「大丈夫、そこの猫山にしか聞こえてないから」
その後猫山君はさっきまでの笑顔が嘘だったかのように真顔になっていた
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