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ご飯【実守side】
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デザート何がいいかな…?
できるだけ短時間で出来て低コストな方がいいよね
…クレープとか?
「2人とも、クレープ好き?」
「「うん」」
じゃあ、クレープにしよう
早速生地を作る
「何か手伝うことはあるか…?」
「じゃあ、フルーツ切ってくれる?」
「分かった」
そう頼んだものの、猫山君包丁使うの苦手っぽかったけど大丈夫かな?
苺は潰れててバナナはみじん切りになってる…
見かねた碧が手伝っていた
「猫山、切るの下手すぎw
まず包丁の持ち方がおかしい
ほら猫の手にして」
「…?
どうやったら人間の手が猫の手に変わるんだ?」
猫山君は目をぱちくりとして首を傾げている
猫山君って意外と天然…?
碧はため息をつきながらも丁寧に教えていた
ホットプレートに生地を流してお玉で円を書くように伸ばして焼いていく
良い色に焼けたらひっくり返して裏面も焼いてお皿に移した
それをみんなでトッピングした
碧はお店に売ってるようなくらい綺麗に作っていた
猫山君はなんというか…餃子みたいな形のクレープになっていた
僕のは至って普通
もっと綺麗で可愛く作れるようになりたいなぁ
「それじゃ、そろそろ食べよ?」
「そうだね!」
「「「いただきます!」」」
エビフライもポテトフライもグラタンもサラダもクレープも全部美味しかった
「お腹いっぱい〜
もう動けない!!」
そんなことを言いながらも碧は洗い物を手伝ってくれた
猫山君は碧からキッチンへの侵入禁止令が出されてしまったので大人しくテレビを見ていた
でも、意外だなぁ
猫山君ってなんでも卒なくこなすタイプかと思ってた
僕みたいにドジ踏むんだ
……ちょっと不器用仲間みたいで嬉しかった
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